キュレーションサイトとは?

情報を効率よく収集できる"キュレーションサイト"はもうご利用されているでしょうか?

IT用語として使われるキュレーションの意味は、インターネット上の情報を収集してまとめることであったり、収集した情報を分類、整理し、新しい価値を持たせて配信、共有することを言います。
またキュレーションする人はキュレーターと呼ばれています。

一般的にキュレーションサイトと言われるのは、特定のテーマに絞って情報を集めて配信しているサイトです。
例えば女性向けのファッション情報をまとめたり、暮らしに役立つ情報、ニュース記事、海外のおもしろい話題、日本の伝統文化など、それぞれのジャンルに特化しています。

2012年くらいまでは、検索サイト(Yahoo!やGoogle)での情報収集が多かったのですが、現在ではグノシーやSmartNewsなどのニュースキュレーションアプリが活用され、ニュースの他にも住まいやインテリア、ファッション、野球、サッカーといった、人気のテーマに絞ったキュレーションサイトがよく閲覧されています。

日本国内でのキュレーションサービスは、2012年で60億円の市場と言われていますが、2017年には395億円に達するとされ、5年間で6倍以上の規模で成長しています。
これらのことは、情報収集が検索ではなくキュレーションサイトから行う人が増えたことを示しています。

そんな中、厚生労働省管轄の助成金で、キュレーションサイト構築のトレーニングを受講できるサービスなども登場し、中小零細企業のキュレーション活用も推進されるようになったことから、今後もキュレーションサイト市場は拡大することが予想されています。

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