”１回800～1,200文字、可能な限り定期的に”
ブログを書いている人なら誰でも聞いたことのあるアドバイスではないでしょうか。
この言葉は悔しいほど正しく、それだけに耳が痛くなります。
「上質なコンテンツを提供すること」
これがオンラインで成功するすごくシンプルな秘訣ですが、日々の仕事に追われている人々にとってそう簡単にはいきません。
では、どうすれば良質なコンテンツを定期的に書き続けることができるのか？
良く知られているところでは
・常にノートブック(iPhoneのメモアプリでも)を手に持ち、アイデアが思いついたらすぐに書き込む
・ヘイミングウェイのように文章を極力シンプルなまでにそぎ落とし、かつ”終わらせない”
・そして終わらない文章をひたすら繋げて書く
といったテクニックがありますが、これだけでは不十分です。
”書くことがない”
そう思ったことがある方は以下の三つの質問に答えてください。
１：あなたの業界で、人々が最も答えたくない質問はなんだろう？
もしテレビのコメンテーターが当たりさわりのない一般常識しか語らなかったとしたら、あなたはおそらくチャンネルを変えるでしょう。
読者の関心を惹く一番の方法は、”業界の問題点”を明るみにすることです。
２：誰もが反対するアイデアとはなんだろう？
誰もが賛成するような意見をのべても面白くありません。
Peter Thielという投資家がいるのですが、彼は投資した起業家たちに”人々が反対するアイデアを考えるように”と教えるそうです。
そんな彼の発想が育てた代表的なサービスのひとつが、facebookです。
３：誰もが想像もしない未来ってなんだろう？
あなたは自分の業界において、お客さんよりも深い知識を持っているでしょう。
でしたらその知識を活かして大胆な業界の未来予想を行ってください。
Wired Magazineという雑誌を知っていますか。
ビジネス・サイエンス・デザインなどのジャンルを幅広く扱っているアメリカの雑誌で、その特徴はびっくりするような未来予想を行う点です。
それらの予想は多くがほぼ全てが的外れなのですが、読者は怒るばかりか毎回のエキサイティングな投稿に熱狂しています。
あなたのブログは他のブログでも書かれているのような、ありがちな内容になっていませんか？
もしそうなっていたならば、上の３つの質問に答えてコンテンツを書き直してみてください。
読者が言いたいのは「知ってる知っている。」ではなくて、「まさか！！」なのです。
