SEO業務を分類分けしてみる。

SEO業界ほど流れの速い業界もありません。

なぜかというと、GoogleやYahoo、ブログならCyberAgentなどの意向によって、一夜の内にルールが変わってしまうからです。

スポーツだって、ルールがシンプルな種目ほど時代を超えて人気を得るワケであって、基本的に”手を使わない”ことを守ればその辺の道端でも試合が成立するサッカー、とにかく”速く走る”ことが出来ればいい陸上、殴るさいに”手以外を使わない”ことを守ればいいボクシングなどと恐らく人間の歴史と同じくらいの歴史をもっていると思います。

少し話が逸れましたが、ルール変更の激しいSEO業界は必然的にルールとニーズに合わせた多様なサービスが誕生します。

いくつか種類分けして説明しましょう。

1:SEO診断
SEOの観点からサイトの内部・外部の問題点を洗い出し、レポートで報告するサービス。
別サービス+SEO診断というカタチで提供されることが多く、独立しているカタチは珍しい。

2:ディレクトリ登録代行
Yahoo!カテゴリ、Jエントリー、産経ディレクトリなどの有名ディレクトリサービスへの登録を代行してくれる昔からあるサービスのひとつ。

3:コンテンツ作成
新規リンク数を増やすため、話題になりやすいコンテンツを作成するサービス。
グラフィックの印象的なHPを作ったり、マンガコンテンツを提供などを行う。

4:警告解除支援サービス
Googleからのスパム警告を受けたさいに、原因の特定・排除を行うサービス。
コンサルできるレベルのSEO業者が無数のリンクをすべて手作業で検査するため、値段も高い。

5:アクセス保証型SEOサービス
サイトへのアクセス数のアップを保証するサービス。
「検索順位を上位にする=売上が上がる」わけではないため、アクセス保証型のほうが収益につながりやすい。
外部にPRサイトを作り、そのサイトからのリンクを行い、被リンクによる検索順位アップと実際の集客を狙う方法が一般的。

6:コンバージョン保証型SEOサービス
問い合わせや購入への転換の数に応じて、成果報酬が発生するサービス。
SEOサービスにおける唯一の成果報酬系。

ほかにも「逆SEO(自社の評判を下げるようなページの検索順位を下げる)」「ASO(App Store内のアプリ順位を上げる」などのサービスも存在します。

細かく分類するとまだまだあるのですが、もしサイトを運営しているのでしたら上記のサービスは最低限把握するようにしましょう。

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