ネットショップやサイトを制作するときには、販売している商品やサービスに関連する「キーワード」で、GoogleやYahoo！などの検索サイトの上位にヒットさせるページづくりをすることが重要です。
検索サイトで何件目にヒットするかは売上に大きく影響し、検索サイトでヒットしなくなると、売れていた商品が全く売れなくなることもあります。
そのため、ページづくりには検索されることが予想されるキーワードの選定をする必要が出てきます。
「需要が多く競争率の高いキーワード」はビッグキーワードと呼ばれます。
SEOの落とし穴にハマる人は、このビッグキーワードに固執してライバルとの激しい競争の末、なかなか自社のページをヒットさせることができず、いつまでも利益が上がらないという悩みを抱えることになります。
そんな方はぜひ「ロングテール」を意識して、良質のサイトづくりを目指して下さい。
ここでいうロングテールとは、検索数は少ないけれど、質の高いアクセスが集まるキーワードのことです。ロングテールは広く集めることで、ビッグキーワードに負けないくらいのPVとコンバージョンの獲得が実現できます。
実際、入力されるキーワードの内、約80%がロングテールキーワードであると言われています。
さらに、ロングテールキーワードを入力してサイトを閲覧するユーザーのコンバージョン率は、激しい競争率のビッグキーワードより、通常よりも遥かに高いということがしばしばあり、集客や売上の道しるべはロングテールキーワードから生まれるとも言えます。
（ショッピングサイトで大切なのは、コンバージョン（最終的な成果）で、ショッピングサイトの場合は商品購入が主なコンバージョン（成果）となります。）
そして、ロングテールキーワードで質の良いページ（内容の質が高いページ）を作り続けていれば、上位表示キーワードが増えていきサイトの基盤を強化することができます。
その結果サイトの評価が高まり、ビッグキーワードでも上位表示されるようになってきます。
無理をして最初からビッグキーワードを狙うよりも、ロングテールキーワードでこつこつサイトの質を上げ、SEOに強いサイトづくりでのアクセスアップも有効的なのです。
